”人手不足”問題を跳ね返す!
- takakuwa kiyoto
- 2024年9月9日
- 読了時間: 2分
社長さんから「求人を出しても人が来ない!」との声をよく聞きます。
大阪商工会議所が2024年3月に行った「重点経営課題は何?」アンケート調査によると、「人手不足への対応(省人化投資や人材確保・離職抑止等)」が58.3%でトップでした。
経済産業省の「中小企業・小規模事業者の 人手不足対応事例集」には、
108事例企業の304施策が掲載されています。
それを基に、よく実施されている人手不足対応策をグラフにまとめました。

(経済産業省「中小企業・小規模事業者の 人手不足対応事例集」を基に作成)
最も多く実施されている対応策は「くるみん・えるぼし」でした。
▽くるみん:出産や育児の支援体制のある子育てサポート企業
▽えるぼし:女性の活躍推進を行う企業
人手不足解消のために、女性の積極雇用と出産・育児に対するサポート体制を整える必要があると考える企業が最も多いことがわかりました。
次は「採用・配置」に関する対応です。
採用活動の強化とライフステージや価値観に合わせた柔軟な配置に取り組む企業も同様に多いことがわかりました。
次に「勤務体系」です。
柔軟な働き方の推進、特に短時間勤務制度(正社員も)を導入する企業が多いことがわかりました。
その他には、「IT化・省力化」「育成・能力開発」「業務効率化」など既存の社内リソースを見直し、生産効率の向上に努める企業も多数ありました。
以上のことから、それぞれの中小企業がさまざまな方向から”人手不足”問題に挑戦していることがわかります。
どの対応策も、まずは現状を正しく分析し認識することが大切です。
その上で、御社に合った最も効果的な施策を選択し実行することで、”人手不足”問題を跳ね返すことができます。
中小企業診断士は、”診断”することが仕事ではなく”診断から実行を伴走支援”することが仕事です。コンサルといっても泥臭い仕事が得意です。
人手不足解消プロジェクトの外注先として相談いただければと思います。
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